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飲料・ドリンクに関する特許の出願動向
1. 健康志向と基礎技術開発の時代(2012-2015年)
この期間の特許出願は、基礎技術の開発と健康志向の製品に重点が置かれています。特に、乳酸菌やポリフェノールなどの健康成分を含む飲料の開発が目立ちます。植物エキス含有飲料や、機能性を強調した飲料の出願が増加しており、健康意識の高まりが反映されています。また、飲料の風味や食感の改善に関する技術も多く見られます。
2. 機能性飲料と多様化の時代(2016-2018年)
2016年から2018年にかけては、特許出願が多様化し、機能性飲料の開発がさらに進展しています。炭酸飲料の風味改善や、植物由来の原料を使用した飲料の開発が増加しています。また、容器詰め飲料やノンアルコール飲料の出願も多く見られ、消費者の嗜好に応じた多様な製品が市場に提供され始めたことが伺えます。
3. 高付加価値飲料の進展(2019-2021年)
2019年から2021年にかけては、特許出願がさらに高付加価値化しています。ノンアルコール飲料やビールテイスト飲料の開発が顕著で、これらの飲料の味や風味を向上させるための技術が多く出願されています。また、植物性タンパク含有飲料や、栄養成分を強化した飲料の開発が増加しており、消費者の健康志向に応じた製品が主流となっています。
4. 持続可能性と新技術の時代(2022-2024年)
2022年以降の特許出願では、持続可能性や新技術の導入が目立ちます。天然甘味料や低カロリー飲料の開発、環境に配慮した製品が増加しています。また、飲料製造システムや、製造プロセスの効率化を図る技術の出願も増えており、製品の品質向上とともに、製造の効率化や自動化が進んでいることが示されています。特に2024年には、コク味が付与された飲料の製造方法や、香味を向上させる技術が注目されています。
5. 結論
全体として、飲料に関する特許出願の傾向は、技術の進化と市場のニーズに応じて多様化しています。初期の基礎的な技術開発から始まり、健康志向や機能性を重視した製品開発、さらに持続可能性や新技術の導入へと進化しています。特に近年は、製造プロセスの効率化や自動化、新しい素材や成分の活用が注目されており、今後もこれらの分野での技術革新が期待されます。
6.今後の特許戦略
特許出願情報から今後の特許戦略を考えると、まずは健康志向の高まりに応じた製品開発を継続することが重要です。特に、植物由来の原料や天然成分を使用した飲料の開発に注力し、消費者の健康ニーズを満たす製品を提供するための技術を出願すべきです。さらに、機能性飲料の分野では、栄養強化や特定の健康効果を持つ成分の安定性向上や風味改善に関する技術を重点的に開発し、特許出願を行うべきです。また、環境配慮型の製品開発も重要な要素であり、持続可能な原料の使用や製造プロセスのエネルギー効率向上、廃棄物削減に関する技術も特許化することが求められます。さらに、製造プロセスの自動化や効率化に向けた技術開発も進めるべきであり、これによりコスト削減と製品品質の向上を図ることができます。加えて、消費者の多様な嗜好に対応するための新しい味や食感の提供技術、特にノンアルコール飲料や機能性炭酸飲料における革新的な技術を特許化することが競争優位性を確保するために必要です。全体として、健康、持続可能性、効率化、多様な消費者ニーズへの対応を重視した特許戦略を展開し、技術革新を推進することが今後の成功につながるでしょう。
飲料・ドリンク 特許事例 10選
個人的に代表的と思われる飲料・ドリンク関連の特許を10件挙げてみました。これらの特許は飲料業界における技術革新と市場競争力の強化に役立つでしょう。例えば、新しい成分の混合技術や製造プロセスの改良、保存期間の延長に関するものなど、各特許は異なる視点から業界のニーズに応えています。また、これらの技術は環境への配慮や消費者の健康志向に対応した製品開発を促進するための重要な手段ともなります。特許の内容を詳細に分析し、実際の開発プロジェクトや知財戦略に活用することで、競争優位性を高めることができるでしょう。特許情報を有効に活用し、今後のビジネス展開や製品開発における新たな可能性を探求してみてください。
特許事例①(飲料用酸味抑制剤、日清オイリオグループ株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2024002875A(2024-01-11)
・公開番号/公開日:JP2024026733(2024-02-28)
・登録番号/登録日:不明
・名称:飲料用酸味抑制剤、飲料用酸味抑制剤を含む飲料、及び飲料の酸味の抑制方法
・出願人:日清オイリオグループ株式会社
〇要点
・飲料中の酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、キナ酸、及び乳酸由来の酸味を抑制するための酸味抑制剤。
・中鎖脂肪酸を含む油脂を有効成分として含む。
・特定の酸味抑制剤を含有する飲料及びその酸味抑制方法を提供。
〇概要
本発明は、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、キナ酸、及び乳酸から選ばれる酸味成分の酸味を抑制する飲料用酸味抑制剤及びその酸味を抑制する方法に関するものである。この酸味抑制剤は、中鎖脂肪酸を含む油脂を有効成分として含み、飲料中に0.1~15質量%含有される。また、酸味成分を0.1~10質量%含有する飲料に対して、この酸味抑制剤を配合することで、飲料の酸味を効果的に抑制することができる。これにより、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、キナ酸、及び乳酸などの酸味成分を含む飲料の酸味を抑制し、より飲みやすい製品を提供することが可能となる。この技術は特に、健康志向や特定の味覚嗜好に応じた飲料の開発において有用である。
〇考察
この発明は、飲料の酸味を抑制するための新しいアプローチを提供するものであり、特に中鎖脂肪酸を含む油脂を有効成分とする点が特徴的である。従来の酸味抑制方法と比較して、より自然な成分を用いることで消費者の健康志向に応えることができる。また、酸味成分を効果的に抑制することにより、飲料の味わいを改善し、広範な消費者層にアピールする製品の開発が可能となる。さらに、この技術は、酸味の強い飲料だけでなく、その他の食品や飲料にも応用できる可能性があり、市場における競争力を高める要素となり得る。中鎖脂肪酸を用いることによる健康効果も期待されるため、機能性飲料や特定の健康ニーズに対応した製品開発にも貢献することができる。総合的に見て、この発明は飲料業界において新しい価値を創出し、消費者の多様なニーズに応える製品の開発を促進する可能性が高いと言える。
特許事例②(飲料、飲料ベース、飲料の製造方法、飲料ベースの製造方法、及び、飲料の香味向上方法/サッポロビール株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2022104968A(2022-06-29)
・公開番号/公開日:JP2024005008(2024-01-17)
・名称:飲料、飲料ベース、飲料の製造方法、飲料ベースの製造方法、及び、飲料の香味向上方法
・出願人:サッポロビール株式会社
〇要点
・シンナムアルデヒドを含有する飲料において、ニッキ風味を低減するために4-イソプロペニルトルエンを含有させる。
・シンナムアルデヒドと4-イソプロペニルトルエンの具体的な含有量範囲が示されている。
・アルコールを含有する飲料および飲料ベースも対象に含む。
〇概要
本発明は、シンナムアルデヒドを含有する飲料のニッキ風味を低減させるために、4-イソプロペニルトルエンを含有させる飲料、飲料ベース、及びその製造方法を提供することを目的としています。この発明の飲料は、シンナムアルデヒドを0.1~100ppm、4-イソプロペニルトルエンを1~1000ppb含有することが好ましく、アルコールを含有する場合もあります。請求項には、これらの化合物を含有する飲料および飲料ベース、その製造方法、ならびにシンナムアルデヒドのニッキ風味を低減させるための方法が含まれています。シンナムアルデヒドを含む飲料に4-イソプロペニルトルエンを添加することで、ニッキ風味を抑え、より良い香味を実現する方法を特徴としています。
〇考察
この発明は、シンナムアルデヒドを含有する飲料のニッキ風味を低減するための新しいアプローチを提供しています。従来のシンナムアルデヒドを含む飲料は、特有のニッキ風味が好まれない場合がありましたが、本発明では4-イソプロペニルトルエンを添加することでその風味を抑えることができます。これにより、消費者にとってより魅力的な飲料が提供される可能性があります。さらに、具体的な化合物の含有量範囲が明示されているため、製造工程においても精度の高い品質管理が可能となります。また、アルコールを含有する飲料および飲料ベースに関しても適用できるため、幅広い製品ラインナップへの応用が期待されます。総じて、この発明は飲料の香味改良に関する技術分野において重要な進展をもたらすものであり、飲料市場における競争力向上に寄与することが予想されます。
特許事例③(飲料、飲料ベース、飲料の製造方法/サッポロビール株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2022104969A(2022-06-29)
・公開番号/公開日:JP2024005009(2024-01-17)
・登録番号/登録日:未記載
・名称:飲料、飲料ベース、飲料の製造方法、飲料ベースの製造方法、及び、飲料の香味向上方法
・出願人:サッポロビール株式会社
〇要点
・シンナムアルデヒドを含有し、β-カリオフィレンを含有する飲料および飲料ベースの提供。
・ニッキのような風味を低減する方法として、飲料にβ-カリオフィレンを含有させる工程を含む。
・アルコールを含有する飲料および飲料ベースも含む。
〇概要
本発明は、ニッキのような風味が低減した飲料、飲料ベース、飲料の製造方法、飲料ベースの製造方法、および飲料の香味向上方法を提供することを目的としています。この発明に係る飲料はシンナムアルデヒドを含有し、β-カリオフィレンを含有することが特徴です。シンナムアルデヒドの含有量は0.1~100ppm、β-カリオフィレンの含有量は0.1~300ppbであり、アルコールを含有する飲料も含まれます。また、飲料の香味向上方法は、シンナムアルデヒドを含有する飲料にβ-カリオフィレンを含有させることでニッキのような風味を低減させる方法です。飲料ベースも同様の成分を含有し、シンナムアルデヒドとβ-カリオフィレンを含有させる工程を含む製造方法が記載されています。これにより、風味のバランスを保ちつつ、消費者に好まれる飲料を提供することが可能になります。
〇考察
この発明は飲料の風味改良において重要な進展を示しています。シンナムアルデヒドとβ-カリオフィレンの組み合わせにより、ニッキのような強い風味を抑えながら、飲料の味わいを向上させることができる点が革新的です。この技術により、従来の飲料における風味の問題を解決し、消費者の嗜好に合った新しい製品を提供することが期待されます。また、アルコールを含有することで飲料の多様性が広がり、より広範な市場ニーズに対応できる可能性があります。さらに、シンナムアルデヒドとβ-カリオフィレンの使用は自然由来の成分であり、健康志向の消費者にも訴求力があります。総じて、この発明は飲料業界において新たな競争力をもたらし、今後の市場での展開が非常に期待される技術と言えるでしょう。
特許事例④(ノンアルコール飲料の製造方法/サッポロビール株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2021185160A(2021-11-12)
・公開番号/公開日:JP2023072539(2023-05-24)
・登録番号/登録日:未登録
・名称:ノンアルコール飲料、ノンアルコール飲料ベース、ノンアルコール飲料の製造方法、ノンアルコール飲料ベースの製造方法、及び、ノンアルコール飲料の香味向上方法
・出願人:サッポロビール株式会社
〇要点
・酸度が0.1w/v%以上で、ゲラニオール含有量が50ppb以上、カプリン酸エチル含有量が3ppb以上のノンアルコール飲料を提供。
・ノンアルコール飲料の酸味を低減し、飲みごたえと柑橘系サワーの風味を強化する製造方法。
・酸度、ゲラニオール、カプリン酸エチルの含有量を特定の範囲に調整する技術。
〇概要
本発明は、酸味のとげとげしさを低減し、飲みごたえと柑橘系サワーらしさを増強したノンアルコール飲料およびその製造方法に関するものである。このノンアルコール飲料は、酸度が0.1w/v%以上であり、ゲラニオールの含有量が50ppb以上、カプリン酸エチルの含有量が3ppb以上であることが特徴である。請求項1には、上記の特性を有するノンアルコール飲料が記載されており、請求項2では、ゲラニオールとカプリン酸エチルの含有比率が特定の範囲内であることが記載されている。また、糖類の含有量や酢酸イソアミル、食物繊維、高甘味度甘味料の含有についても言及されている。さらに、酸度や含有量を調整することで、希釈後も一定の品質を保つノンアルコール飲料ベースの製造方法も含まれている。香味向上方法として、酸味を低減し、柑橘系の風味を強化するための具体的な工程が記載されている。
〇考察
この特許は、従来のノンアルコール飲料に比べて酸味のバランスを改善し、より飲みやすい飲料を提供することを目指している。酸度や香料成分の具体的な含有量を調整することで、飲みごたえと柑橘系の風味を強化し、消費者にとって魅力的なノンアルコール飲料を実現している。ゲラニオールやカプリン酸エチルの含有量を特定の範囲に設定することで、風味の一貫性を保ちつつ、製品の品質を向上させている点が特徴である。さらに、製造方法や香味向上方法においても、酸度や成分の比率を適切に管理することで、製品の差別化を図っている。この技術は、ノンアルコール飲料市場において競争力のある製品を提供するための有力な手段となり得る。特に健康志向の消費者やアルコール摂取を控える層に対して、魅力的な選択肢を提供することが期待される。また、柑橘系サワーの風味強化は、夏季の清涼飲料としての需要を見込んだ戦略とも考えられ、マーケットの多様なニーズに応える製品開発が可能となる。
特許事例⑤(緑色系飲料の製造方法、緑色系飲料の緑色保持方法、及び緑色系飲料/株式会社伊藤園)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2020066234A(2020-04-01)
・公開番号/公開日:JP2021159021(2021-10-11)
・登録番号/登録日:JP6821843B(2021-01-08)
・名称:緑色系飲料の製造方法、緑色系飲料の緑色保持方法、及び緑色系飲料
・出願人:株式会社伊藤園
〇要点
・緑色系飲料を酸性環境下でも鮮やかな緑色を保持する製造方法を提供。
・緑色植物の粉砕物と銅添加物を使用し、特定のpH範囲で飲料を製造。
・高温で短時間加熱する殺菌工程を含む。
〇概要
本発明は、酸性であっても鮮やかな緑色を保持することができる緑色系飲料の製造方法に関するものである。緑色植物の粉砕物と銅添加物を使用し、これを混合して緑色系飲料を得る。次に、得られた緑色系飲料を100℃以上150℃以下の温度で5秒以上120秒以下加熱する殺菌工程を経る。この方法により、飲料のpHが2.0以上4.6以下に調整され、緑色植物の粉砕物の含有量が0.01質量%以上5.0質量%以下、銅添加物の含有量が0.5ppm以上100ppm以下であることが特徴である。この製造方法は、大麦若葉、ケール、ほうれん草、茶、スピルリナなどの緑色植物を使用し、特に大麦若葉とスピルリナを含む場合がある。さらに、果汁を加えることができ、その含有量は3.0質量%以上80質量%以下とされている。着色料は添加しない。
〇考察
この発明は、酸性環境下でも鮮やかな緑色を維持できる緑色系飲料の製造方法を提供している点で注目される。従来の緑色飲料では、酸性条件下で色が劣化する問題があったが、この技術はその課題を解決する。銅添加物の使用と高温短時間の殺菌工程により、色の安定性が向上し、製品の品質保持が可能となる。また、着色料を使用せずに自然な緑色を維持できるため、消費者の健康志向に応える製品となる。大麦若葉やスピルリナなどの健康成分を含むことから、健康飲料市場においても競争力が高い。さらに、果汁の添加により味のバリエーションが広がり、消費者の嗜好に応じた製品開発が可能となる。総じて、この発明は緑色系飲料の市場に新たな価値を提供し、酸性環境下でも色鮮やかな健康飲料として高い評価を得ることが期待される。
特許事例⑥(炭酸飲料の炭酸の刺激を抑制する方法及び炭酸飲料の泡をきめ細かくする方法並びに炭酸飲料の製造方法/サッポロビール株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2018163741A(2018-08-31)
・公開番号/公開日:JP2020031615(2020-03-05)
・名称:炭酸飲料の炭酸の刺激を抑制する方法及び炭酸飲料の泡をきめ細かくする方法並びに炭酸飲料の製造方法
・出願人:サッポロビール株式会社
〇要点
・炭酸飲料の炭酸の刺激を抑制するために原料に酢酸を配合する方法。
・酢酸がフルーツビネガーに由来する場合も含む。
・炭酸飲料の泡をきめ細かくするための方法としても応用可能。
〇概要
本発明は、炭酸飲料の炭酸の刺激を抑制し、さらにその泡をきめ細かくする方法およびそれらの製造方法に関するものである。この方法は、炭酸飲料の原料に酢酸を配合する工程を含み、酢酸がフルーツビネガーに由来する場合も含まれる。これにより、炭酸の刺激を効果的に抑制し、飲みやすい炭酸飲料を提供することができる。また、同様の方法を用いることで、炭酸飲料の泡をきめ細かくすることができ、飲料の質感や見た目を向上させる。請求項1は原料に酢酸を配合する工程を含む炭酸飲料の炭酸の刺激を抑制する方法を記載し、請求項2ではその酢酸がフルーツビネガーに由来することを特定している。請求項3および4では、酢酸を使用して炭酸飲料の泡をきめ細かくし、その製造方法について言及している。本発明は、これらの特性を有する炭酸飲料の製造において重要な技術的進歩を示しており、消費者にとってより快適な飲料体験を提供する。
〇考察
この発明は、炭酸飲料における飲み心地の向上を目指した革新的な技術である。酢酸を配合することで炭酸の刺激を抑制し、さらに泡をきめ細かくする効果があるため、飲料の質感と飲みやすさが向上する。この技術は特に炭酸飲料を好むが刺激を嫌う消費者に対して大きな魅力を持つ。また、酢酸がフルーツビネガーに由来する場合も想定されており、自然由来の成分を使用することで健康志向の消費者にもアピールできる点が優れている。泡のきめ細かさは飲料の見た目の向上にも寄与し、視覚的な楽しみも提供できる。この技術は単に飲み心地を改善するだけでなく、製品の市場競争力を高める要素ともなり得る。炭酸飲料の製造工程においても特別な設備や複雑な工程を必要としないため、既存の製造ラインに容易に組み込むことができる。総合的に見て、この発明は消費者の多様なニーズに応えることができ、市場での競争力を高める有望な技術であると考えられる。
特許事例⑦(容器詰甘酒飲料の製造方法及び容器詰甘酒飲料の風味向上方法/株式会社 伊藤園)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2018029247A(2018-02-22)
・公開番号/公開日:JP2019140992(2019-08-29)
・登録番号/登録日:なし
・名称:容器詰甘酒飲料の製造方法及び容器詰甘酒飲料の風味向上方法
・出願人:株式会社 伊藤園
〇要点
・酒粕を使わず、米と米麹を用いてアルコールを含まない甘酒飲料を製造。
・液化酵素処理と糖化酵素処理を同時または順次行い、糖酸比を調整。
・製造工程で酵素処理時間を短縮し、風味を向上。
〇概要
本発明は、酒粕を原料に使用せず、米と米麹を用いることでアルコールを含まない容器詰甘酒飲料の製造方法に関するものです。この方法では、液化酵素を添加して発酵させる液化酵素処理工程と糖化酵素を添加して発酵させる糖化酵素処理工程を同時または順次に行い、これらの工程の後に糖酸比を調整する糖酸比調整工程を設けることで、酒粕を使用しないにもかかわらず、含み香の強さと後味の爽快感を付与した甘酒飲料を提供することができます。特に、液化酵素及び糖化酵素以外の酵素を添加しないことで製造効率を向上させるとともに、糖度や酸度、pHの最適な範囲を設定することで飲料の風味を高めています。この発明により、製造工程における酵素処理時間を短縮しながらも、高品質な甘酒飲料を製造することが可能となります。
〇考察
この発明は、酒粕を使用せずにアルコールを含まない甘酒飲料を提供する点で画期的です。米と米麹を原料とし、液化酵素と糖化酵素の処理を工夫することで、従来の酒粕を使用した甘酒飲料に匹敵する風味と後味を実現しています。特に、酵素処理時間を短縮することで製造効率を高めつつ、高品質な飲料を提供する技術は、製造コストの削減や大量生産において大きなメリットをもたらします。また、糖度や酸度、pHの調整により最適な飲料の風味を実現することは、消費者の嗜好に応じた製品開発を可能にします。これにより、アルコールを含まない甘酒飲料の市場拡大が期待され、特に健康志向の高い消費者層へのアピールが可能となります。さらに、この技術は他の発酵飲料にも応用可能であり、飲料業界全体に新しい展開をもたらす潜在力を秘めています。総じて、この発明は伝統的な甘酒飲料の製造方法を革新し、持続可能で効率的な製造プロセスを提供する点で非常に有望です。
特許事例⑧(飲料濃縮液を希釈した飲料を調製する方法及び飲料濃縮液の1回使用分が収容された容器詰飲料/サントリーホールディングス株式会社)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2020016959A(2020-02-04)
・公開番号/公開日:JP2020171273(2020-10-22)
・登録番号/登録日:JP6818170B(2021-01-04)
・名称:飲料濃縮液を希釈した飲料を調製する方法及び飲料濃縮液の1回使用分が収容された容器詰飲料
・出願人:サントリーホールディングス株式会社
〇要点
・省スペース化と風味の安定性を両立する飲料提供システムを提供。
・希釈倍率5~30倍の飲料濃縮液を100~350mLの第1容器に収容し、1~5Lの第2容器で希釈。
・第1容器は開口部の面積が10cm²以下、または溝や縁を持つ形状で設計。
〇概要
本発明は、省スペース化を図りつつ多量の飲料を一度に効率よく混合できる利便性と風味の安定性を両立する飲料の提供システムを提供することを目的としています。このシステムは、5~30倍の希釈倍率で使用される飲料濃縮液の1回使用分を収容する100~350mL容量の第1の容器と、その希釈倍率を乗じた量を収容可能な1~5L容量の第2の容器を備えています。第1の容器の開口部面積は10cm²以下であり、外側に溝や縁を有する形状が特徴です。また、第2の容器は樹脂容器であり、大量の飲料を効率的に混合できるよう設計されています。このシステムにより、飲料濃縮液を効率よく希釈し、省スペースでの保存や風味の安定性を実現することが可能です。
〇考察
この発明は、省スペース化と風味の安定性を実現する飲料提供システムの提供に注力しています。飲料濃縮液の1回使用分を収容する第1容器と、大量の飲料を効率よく希釈する第2容器を組み合わせることで、効率的な混合と風味の安定性を両立しています。第1容器の開口部面積や形状の工夫により、使用時の利便性と液漏れ防止が図られており、第2容器の樹脂製構造は軽量で扱いやすい特性を持っています。このシステムは、飲料業界における製品の効率的な提供と品質管理に新たな可能性をもたらすものであり、特に大量消費が求められる飲料市場において競争力を持つと考えられます。結果的に、消費者に対する利便性と満足度の向上が期待されるため、今後の市場展開において有望な技術といえるでしょう。
特許事例⑨(柑橘飲料、容器詰柑橘飲料、及び柑橘飲料の製造方法/株式会社 伊藤園)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2020059213A(2020-03-27)
・公開番号/公開日:JP2020162604(2020-10-08)
・登録番号/登録日:該当なし
・名称:柑橘飲料、容器詰柑橘飲料、及び柑橘飲料の製造方法
・出願人:株式会社 伊藤園
〇要点
・低果汁でも耐光劣化性及び耐熱劣化性に優れる柑橘飲料を提供する。
・柑橘果汁、柑橘破砕物、香辛料抽出物を含有することが特徴。
・酵素処理された柑橘破砕物を使用することで品質向上を図る。
〇概要
この発明は、低果汁であっても耐光劣化性及び耐熱劣化性に優れる柑橘飲料及び容器詰柑橘飲料を提供することを目的としています。この柑橘飲料は、柑橘果汁に加え、柑橘果肉及び果皮から選択された酵素処理された柑橘破砕物を含有し、さらに香辛料抽出物を含むことが特徴です。請求項1では、柑橘果肉と果皮から選択される破砕物が含まれており、特に酵素処理されたものが強調されています。請求項2および3では、柑橘破砕物として果皮やピューレ、ペースト、パウダーなどの形態が挙げられ、請求項5では香辛料抽出物の詳細が記載されています。また、請求項6ではハチミツを含むことが示されています。この飲料の製造方法は、これらの成分を適切に組み合わせることで、光や熱による劣化を抑制する方法も含まれています。
〇考察
この特許は、低果汁でも品質を保つことができる柑橘飲料の製造方法に焦点を当てています。酵素処理された柑橘破砕物の使用により、飲料の耐光劣化性及び耐熱劣化性を向上させる技術が注目されます。このアプローチにより、柑橘飲料の保存性や風味の保持が可能となり、市場での競争力が向上するでしょう。さらに、香辛料抽出物やハチミツの添加は、風味の多様化や健康志向の消費者ニーズに対応するための工夫といえます。この発明は、容器詰めの飲料としても実用的であり、長期間保存できる製品の開発に寄与するでしょう。特に、天然成分を利用した製造方法は、消費者にとって安心感を与えるだけでなく、環境に優しい製品開発にもつながると考えられます。総合的に、この発明は、品質保持技術と天然成分の活用という観点から、飲料業界に新たな価値を提供する可能性があります。
特許事例⑩(容器詰炭酸飲料/株式会社 伊藤園)
〇書誌事項
・出願番号/出願日:JP2022174847A(2022-10-31)
・公開番号/公開日:JP2024065807(2024-05-15)
・登録番号/登録日:未登録
・名称:容器詰炭酸飲料およびその製造方法
・出願人:株式会社 伊藤園
〇要点
・ナトリウムが高含有されている無糖・無甘味・無果汁の炭酸飲料を提供。
・ぬるい温度帯でもおいしく飲用できる。
・ナトリウムとカリウムの含有量を特定の割合に調整。
〇概要
本発明は、ナトリウムが高含有されている無糖・無甘味・無果汁の容器詰炭酸飲料およびその製造方法に関するものである。この飲料は、ナトリウムの含有量が200ppm以上であり、ナトリウムとカリウムの含有量の和が240~1100ppmであり、ナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、およびマグネシウム(Mg)の比率が(Na+K)/(Ca+Mg)=8.0~300.0に示される割合で含有されている。さらに、本発明は、ぬるい温度帯でもおいしく飲用できることを特徴とし、無糖、無甘味、無果汁かつ無香料のナトリウム高含有容器詰炭酸飲料の呈味改善方法および品質保持方法も提供する。これにより、特定のミネラルバランスを持つ炭酸飲料が提供され、飲用時の風味が改善される。
〇考察
この発明は、ナトリウムを高含有する無糖・無甘味・無果汁の炭酸飲料の提供により、特定の消費者ニーズに応える革新的な飲料を提供しています。特にぬるい温度帯でもおいしく飲用できる点は、幅広い消費者層にアピールする特徴であり、炭酸飲料市場において新たな価値を提供します。また、ナトリウムとカリウムのバランスを特定の割合で調整することで、電解質補給としての機能性も持たせており、スポーツ飲料や熱中症対策飲料としての応用が期待されます。さらに、製造方法においてもミネラルバランスを精密に管理することで品質の安定性を確保し、消費者に対して一貫した製品提供が可能となります。このように、本発明は健康志向や機能性飲料の市場において重要な役割を果たす可能性があり、今後の市場拡大に寄与することが予想されます。
飲料・ドリンクに関する特許出願人傾向
1. 飲料業界における特許出願の初期動向(2012-2015年)
2012年から2015年にかけての特許出願では、多くの企業が新しい飲料の開発に積極的に取り組んでいました。特にサントリーホールディングス株式会社と伊藤園株式会社が大きなプレイヤーとして際立っており、サントリーは毎年10件以上、伊藤園は年間9件以上の特許を出願しています。アサヒ飲料株式会社も同様に、年々増加傾向にあり、特に2014年に22件の出願が確認されています。これらの出願は、飲料の製造方法や新しい風味の開発に関する技術が中心であり、企業の競争力を高めるための基礎的な研究が進められていたことが伺えます。
2. 健康志向の技術革新(2016-2018年)
2016年から2018年にかけては、特許出願が引き続き増加しており、特に健康志向の製品開発が目立ちます。サントリーホールディングス株式会社は毎年30件以上の特許を出願し、健康飲料や機能性飲料に関する技術を積極的に開発しています。カゴメ株式会社やキリンビバレッジ株式会社も健康飲料に注力し、特に2016年以降、カゴメは12件の特許を出願しました。これらの動向は、消費者の健康意識の高まりに応じた商品開発が進んでいることを示しています。
3. 機能性飲料の多様化(2019-2021年)
2019年から2021年にかけて、特許出願の件数はさらに増加し、特に機能性飲料の多様化が顕著になっています。サントリーホールディングス株式会社は2019年に65件、2020年に38件、2021年に45件と、多くの特許を出願しており、その幅広い技術領域が伺えます。また、アサヒ飲料株式会社も毎年20件以上の特許を出願し、新しい成分や製造方法に関する技術を積極的に開発しています。これらの特許には、免疫力向上やストレス軽減など、消費者の健康維持や生活の質向上を目指した製品が含まれています。
4. 技術革新の深化と製造プロセスの効率化(2022-2024年)
2022年以降、特許出願は引き続き増加傾向にあり、技術革新が一層深化しています。特にサントリーホールディングス株式会社は、2022年に31件、2023年に8件、2024年に1件の特許を出願しており、製品の付加価値を高める技術開発に注力しています。また、製造プロセスの効率化や自動化に向けた技術開発も進んでおり、富士フイルム株式会社や旭化成株式会社などの企業も、新しい製造方法や装置に関する特許を出願しています。これにより、製品の品質向上やコスト削減が期待されています。
5. 結論
全体として、飲料業界の特許出願の傾向は、技術の進化と市場のニーズに応じて多様化しています。初期の基礎的な技術開発から始まり、健康志向や機能性飲料の技術、さらに製造プロセスの効率化や新しい消費体験を提供する技術へと進化しています。特に近年は、製造プロセスの効率化や自動化、新しい素材や成分の活用が注目されており、今後もこれらの分野での技術革新が期待されます。
飲料・ドリンクの特許について
飲料やドリンクに関する特許は多岐にわたります。これらの特許は、製品の成分、製造方法、保存方法、容器デザインなど、さまざまな側面に関わっています。例えば、機能性飲料に関する特許では、特定の成分を配合することで健康効果を高める技術が開発されています。これはビタミンやミネラル、アミノ酸、プロバイオティクスなどを含む飲料の製造方法に関するものです。さらに、特定の成分の吸収を促進する技術や、味や香りを改善するための技術も重要な特許の一部です。また、飲料の保存技術に関する特許も多く存在します。これには、酸化防止や微生物の繁殖を防ぐための保存料やパッケージング技術が含まれます。例えば、長期間の保存が可能な容器や、開封後も品質を保つための特殊なキャップやバルブに関する特許があります。飲料の製造プロセスに関する特許も重要です。これには、効率的な生産方法やコストを削減するための技術が含まれます。例えば、原材料の抽出や混合、発酵、濾過などのプロセスを最適化するための技術が挙げられます。特に、アルコール飲料に関しては、発酵技術や熟成技術に関する特許が多く見られます。また、ノンアルコール飲料においては、アルコールを含まないにもかかわらず、本物の風味を再現する技術も開発されています。さらに、飲料の容器に関する特許も重要な分野です。例えば、環境に配慮したリサイクル可能な素材や、持ち運びやすさを考慮したデザイン、飲みやすさを向上させるキャップや注ぎ口のデザインなどがあります。特に近年では、プラスチック削減を目指した生分解性素材を使用した容器の開発が進んでいます。加えて、飲料の温度管理に関する特許も存在します。これは、ホットドリンクやアイスドリンクの温度を一定に保つための技術であり、真空断熱技術や保温・保冷効果を高めるための素材に関するものです。さらに、スマート技術を活用した飲料容器も注目されています。これには、温度センサーや残量センサー、さらには健康管理アプリと連動する技術が含まれます。例えば、スマートフォンと連携して飲料の摂取量を管理できるボトルなどがあります。以上のように、飲料・ドリンクに関する特許は多岐にわたり、消費者のニーズに応じたさまざまな技術が日々開発されています。これにより、新しい製品が市場に登場し、飲料業界の進化を支えています。
飲料・ドリンク特許の被引用数と特許価値に関して
飲料・ドリンク特許の被引用数と特許価値について述べると、まず特許の被引用数はその特許が他の研究や技術開発にどれだけ影響を与えたかを示す重要な指標であり、特許価値を評価する際の一つの基準となります。被引用数が高い特許は、多くの場合、その分野において基盤的な技術や革新的な発見であることを示しており、そのため関連する産業や企業にとって高い価値を持つと考えられます。特に飲料・ドリンク業界では、新しい製法や成分、パッケージング技術などの特許が消費者の需要や市場のトレンドに直接影響を与えることが多く、これらの特許が他の研究や製品開発に頻繁に引用されることで、その特許の市場価値や技術的な重要性が認識されます。特許価値はまた、ライセンス収入や市場独占力、競合他社に対する優位性などの要素とも密接に関連しており、被引用数が高い特許はこれらの観点からも高く評価されることが多いです。さらに、特許の被引用数は技術的な独自性や新規性を示す指標ともなり、特許出願時の審査においても重要な役割を果たします。飲料・ドリンク特許に関して言えば、例えば新しい健康成分の発見や、持続可能な製造方法の開発などが被引用数の多い特許として挙げられることが多く、これらは市場での競争力を高めるための重要な技術資産となります。したがって、飲料・ドリンク特許の被引用数は、その特許が持つ潜在的な市場価値や技術的な重要性を示す有力な指標であり、企業や研究機関にとって特許戦略を考える上で不可欠な要素となります。
飲料・ドリンク特許のランキング付に関して
飲料・ドリンク特許の被引用数を用いて特許をランキング付けする手法は、特許の影響力や重要性を評価するために有効です。被引用数とは、特定の特許が他の特許文献や学術論文で参照された回数を指し、この数値が高いほど、その特許が他の研究や技術開発に多大な影響を与えていることを示しています。まず、飲料・ドリンク分野の特許を収集し、それぞれの特許について被引用数を確認します。これには、特許データベースや商用の特許情報サービスを利用することが一般的です。次に、各特許の被引用数を基にしてランキングを作成します。被引用数が多い特許ほど上位にランクインし、逆に少ない特許は下位になります。こうすることで、どの特許が業界や技術の進展に大きな影響を及ぼしているかを明確にすることができます。また、このランキングを作成する過程で、特許の出願年も考慮することが重要です。特許は通常、出願後一定期間経過してから被引用されることが多いため、比較的新しい特許が被引用数で劣る場合があるためです。そのため、被引用数の比較には出願年での調整を行うことが推奨されます。さらに、被引用数だけでなく、特許の技術分野や応用範囲も考慮することで、より包括的な評価が可能となります。例えば、広範な応用が可能な基礎技術に関する特許は、特定の製品に限定された特許よりも被引用数が高くなる傾向があります。また、被引用数の分布を分析することで、特許の影響範囲や重要度の変遷を時系列で把握することも可能です。加えて、被引用数以外の指標、例えば特許の家族サイズや権利行使の頻度なども考慮することで、特許の価値を多角的に評価できます。総じて、飲料・ドリンク特許のランキング付けは、被引用数という定量的な指標を基にしながらも、他の要素も併せて評価することで、特許の実質的な価値や影響力をより正確に把握することができます。
パテスアップは飲料・ドリンクの特許情報を提供
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